性格は良いが極端に無能な部下がいる

職場の中に、性格は良いけど極端に仕事ができない部下がいて悩んでいる上司がいます。

情がわいてきて切ることもできず、しかし仕事ができないので持て余している。そんなときはどうすればいいでしょうか。

まず理解することが5つ、試してみたいことが5つあります。

理解すること5つ

「無能=成長できない」ではない

現時点では能力が低いかもしれないが、適切な指導や配置によって成長する可能性はあります。その人の可能性を諦める必要はありません。

「できない理由」を明確にする必要がある

スキル不足なのか?理解力が低いのか?ミスが多いのか?努力不足なのか?その他の原因か。

原因によって対策が変わります。

すべての仕事に向き不向きがある

ある分野では極端にできない人でも、違う業務なら戦力になることもあります。適性を見極めることが重要です。

職場のリソースを圧迫していないか確認する

他の社員の負担が増えすぎている場合、情に流されるだけでは組織全体に悪影響を及ぼすこともあります。

「情がわくこと」と「組織の健全性」は別の問題

人としての情を持つことは大切だが、組織運営の視点で「このままでいいのか」を冷静に判断する必要があります。

試してみたいこと5つ

「できること」と「できないこと」を整理する

具体的にどの業務が苦手で、どの業務ならできるのかを明確にしましょう。適材適所を考えてください。

シンプルで具体的な指示を出す

指示が複雑すぎたり抽象的だとミスが増えるため、「〇〇を△△までに終わらせて」など、具体的に伝える工夫をします。

小さな成功体験を積ませる

できることから任せて達成感を持たせることで、本人のモチベーションと成長意欲を引き出します。

期待や意欲が空回りしないように小さなステップにすることが大切です。

「戦力にならない場合の選択肢」を本人と話し合う

「このままでは厳しい」という事実を伝え、異動の可能性や研修の提案など、本人と一緒に解決策を考えるようにします。

期限を決めて改善策を試し、ダメなら別の道を探す

例えば「3か月間、業務の改善を目指す」と決め、その後も変わらない場合は部署異動や配置転換を検討するようにします。

コメント

  1. 窓あかり より:

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