家に帰っても、休日のときでも、仕事のことが頭から離れない。仕事がつらくて、気分的にリフレッシュできない。
そんなときはどうしたらいいでしょうか。まず理解することが5つ、試してみたいことが5つあります。
理解すること5つ
脳は「未解決の問題」を考え続けてしまう
仕事のことが頭から離れないのは、脳が「解決しなければならない」と感じているからです。
特に、ストレスがかかる仕事ほど、解決策を考え続けようとしてしまいます。
仕事のストレスは「実際の負担」よりも「考え方」による影響が大きい
同じ仕事でも、ある人は気にせず休めるのに、ある人はずっと考えてしまうのは、「捉え方」の違いです。
仕事に対する完璧主義や責任感が強すぎると、より強く仕事を引きずってしまいます。
「考えないようにしよう」と思うほど逆効果
「仕事のことを考えたくない」と意識すると、むしろ仕事のことを考えてしまうのが人間の心理です。
無理に考えないようにするよりも、意識を別のことに向ける方が効果的です。
リフレッシュするには「頭」よりも「体」を使う方が有効
休日でも仕事のことを考えてしまう場合、頭の中だけで考えを切り替えようとしてもうまくいきません。
運動やストレッチなど、体を動かすことで、思考のスイッチを切り替えやすくなります。
「仕事を忘れる時間」を意識的に作ることが大切
仕事のことを考えないようにするのではなく、「仕事とは関係のない時間を過ごす」ことが重要です。
意識的にそういった時間を作ることで、少しずつ切り替えができるようになります。
試してみたいこと5つ
「仕事の悩みを書く時間」を決める
仕事について考え続けてしまうなら、「1日10分だけ仕事のことを考える時間を作る」と決めましょう。
そうすることで、それ以外の時間は意識的に手放しやすくなります。ノートに書き出すことが効果的です。
運動や体を動かす活動を取り入れる
ウォーキングやランニング、ストレッチなど、体を動かすことで気持ちの切り替えがしやすくなります。
特にリズム運動(ジョギング、ダンスなど)は、脳のストレスを軽減する効果があるとされています。
休日に「仕事とは無関係の予定」を入れる
何も予定がないと、つい仕事のことを考えてしまいます。
映画を観る、友人と会う、趣味の時間を作るなど、仕事と無関係のことをする予定を立てると、意識をそちらに向けやすくなります。
「今この瞬間」に意識を向ける訓練をする
仕事のことを考え続けてしまうのは、「今」に集中できていないからです。
食事を味わう、風呂に浸かる感覚を意識する、呼吸に集中するなど、マインドフルネスの習慣を取り入れると、思考の暴走を抑えられます。
仕事の終わりに「区切りの儀式」を作る
退勤時に「今日の仕事は終わり」と自分に言い聞かせたり、デスクを整理して終わる習慣を作ることで、仕事モードからオフモードへ切り替えやすくなります。
音楽を聴きながら帰る、特定の飲み物を飲むなど、区切りの行動を決めるのも効果的です。
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